令和4年6月22日に、第1回食品加工技術高度化研修会として「食品表示の基礎と賞味期限の設定」をテーマに開催し、会場とオンラインを合わせて57社、84名の方にご参加いただきました。
講師のフーズテクニカルサービス副代表の弘蔵周子氏から、「食品表示の基礎」では、概要と関係法令の最新情報など、また「賞味期限の設定」では科学的根拠に基づいての期限設定のための保存試験の考え方、専門家に相談するときのポイントなど、それぞれ事例紹介を交えてわかりやすく解説していただきました。
研修会終了後のアンケートでは、「食品表示の重要性が認識できた」、「食品表示や期限設定の基本的な考え方を確認できた」、「今回の研修会で得た知識を新商品の開発に役立てたい」、「普段の業務で行っていることの再確認ができた」といった意見をいただきました。参加された皆様にとって、わかりやすく、役に立つ研修会となったようです。
今回は、食品表示や期限設定の基礎についての研修でしたが、具体的な商品の表示や期限設定について更に詳しく知りたい場合は、「適切な食品表示のための技術研修」や「賞味期限・消費期限設定のための技術研修」として個別で企業技術研修を開催していますので、事前に担当までお問合せください。
今後も食品加工技術高度化研修会では県内企業の食品加工技術向上を目的とした研修会を予定しています。次回のご案内をOIRIメール便などで皆様にお知らせいたしますので、ぜひ参加をご検討ください。 (食品産業担当 神﨑 悠梨)