AI活用が各地で進み、地域課題を解決する事例が増えております。そこで、事例を知りAI活用のヒントとするため、AI活用をご検討中の担当者様などを対象として、令和4年12月1日(木)に「AI活用セミナー ~地域課題等のソリューションについて~」を開催しました。本セミナーでは、2人の講師をお招きし、北海道と大分県それぞれのAIによる地域課題解決事例の紹介を交えながらご講演頂きました。
前半は、「地域課題の解決に向けた人工知能技術の活用」と題して、北海道大学大学院情報科学研究院 情報理工学部門複合情報工学分野調和系工学研究室 准教授 札幌AIラボ テクニカルメンバー 山下倫央先生にご講演頂きました。調和系工学研究室とSapporo AI Labの取り組み紹介に始まり、地域課題解決とDXについてご講演頂き、北海道の地域課題解決事例をご紹介頂きました。
後半は、ハイパーネットワーク社会研究所 主任研究員 おおいたAIテクノロジーセンター 事務局 原田美織様より、「大分県内でのAIビジネス創出・人材育成について」と題してご講演頂きました。おおいた AI テクノロジーセンターのAI普及啓発、人材育成などの取り組みのご紹介と、大分県の地域課題解決の取り組みについてご講演頂きました。
セミナーには8社10名の方にご参加頂き、研修後のアンケートではおおむね好評のコメントを頂きました。
昨今、AIを簡単に取り扱えるよう、様々なツールやサービスが出ており、AIを試しやすい環境が次々整ってきておりますが、未だにノウハウが必要な部分があります。当センターでは、AI活用に関するご相談もお受けしております。新たなサービスの創出、作業の省力化、自動化、にご興味がございましたら、お気軽にご相談ください。(電子・情報担当 浜野)
講義の様子