【開催報告】電磁基礎講座を開催しました ~ものづくり技術人材リスキリング研修~

 現在、これまでの石化機関で駆動していた自動車、ドローン、空飛ぶクルマ、航空機、船舶といったモビリティ全般の電動化の研究開発が始まっており、産業構造も変化しつつあります。そのため、電磁関連産業に参入する機会を求めている企業に対して、電磁気学から実応用までの技術研修「電磁基礎講座」を、令和5年8月29,30日に開催し、県内外の企業技術者の4社5名が受講されました。
 講座は初学者向けの講義内容とし、大分大学理工学部 戸高孝教授を講師に迎え、①電磁気学基礎、②磁性材料、③磁気測定の3講座を連続して開催しました。講義中はその都度、質問を受け付けるスタイルで進められ、受講者からは、“磁場の由来、定義から、電磁誘導現象がどのように生じているか、よくわかりました”、“内容を基に素材特性の違いを生かせないかと考えている。”などの好意的な評価をいただきました。
 こうした電磁気学の原理原則から、電磁誘導を利用した電気機器の製品開発などのご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。
(電磁力担当 池田哲)


研修の様子