【開催報告】「産総研技術セミナー in 大分 2024 夏 ~産総研や産科技を活用してみませんか?~ 」を開催しました!

 国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)や産業科学技術センター(以下、産科技セ)をみなさまに活用していただくために、令和6年8月2日(金)に、「産総研技術セミナー in 大分 2024 夏 ~ 産総研や産科技を活用してみませんか?~」をオンラインと現地のハイブリッドで開催しました。この技術セミナーでは産総研や産科技セによる企業支援事例等の紹介や最新機器の紹介・見学(見学は現地参加のみ)を行いました。産総研から研究者5名、産科技セから研究者1名が講演しました。
 オンライン配信で北は岩手県、南は鹿児島県から参加いただきました。オンラインでの参加が26名、現地での参加が44名の計70名と盛況なセミナーになりました。
 具体的な講演題目・講演者は以下のとおりです。
①機能化学研究部門の概要紹介(産総研・機能化学研究部門・副研究部門長 水門 潤治 氏)
②MALDI-TOFMSの使いこなし(産総研・機能化学研究部門・研究部門長 佐藤 浩昭 氏)
③公設試を介した地域企業との連携(産総研 高分子化学グループ 主任研究員 大石 晃広 氏)
④ゲルNMR法の技術開発と材料開発への展開(産総研 セルロース材料グループ 主任研究員 齋藤 靖子 氏)
⑤三和酒類株式会社との連携事例(産総研 バイオケミカルグループ 研究グループ長 福岡 徳馬 氏)
⑥伝統的な藍染料を用いた新しいカラーアルマイト(産科技セ 工業化学担当 研究員 上野 竜太)
 講演終了後は、最新分析機器の見学会を実施しました。FE-SEM/EDS/WDS、イオンミリング等、微小部蛍光X線分析装置、スパイラルTOF、微生物簡易同定システム(MALDI-TOFMS)を12名の方に約40分間、見学していただきました。
 アンケートでは、「産総研,産科技での活動内容を紹介していただくことで,新しい知識を得ることができ,非常に有意義でした」や「産総研の役割が明確で,セミナー全体の構成も良かったです」などおおむね好評でした。
 これからも各種セミナーを開催していきます。ご参加、お待ちしています。よろしくお願いいたします。
(工業化学担当 柳、安部)