現在、電気自動車をはじめ、ドローン、空飛ぶクルマ、航空機といったモビリティ全般の電動化の研究開発が始まっており、産業構造も変化しつつあります。そのため、電磁関連産業に参入する機会を求めている企業に対して、基本的な電磁気学から実応用までの技術を体系的に学べる研修として、「電磁基礎講座」を令和6年9月9,10日に開催し、県内外の企業技術者の5社9名が受講されました。
講座は初級者向けの講義内容とし、大分大学理工学部 戸高孝教授を講師に迎え、①電磁気基礎、②磁性材料、③磁気測定、④電気機器の4講座を連続して開催しました。講義中はその都度、質問を受け付けるスタイルで進められ、受講者からは、“モータの構造、特徴について大変参考になった”、“もっと磁気測定の詳細な話が聞きたい。”などの前向きな評価をいただきました。
参加できなかった方も、こうした電磁気学の原理原則から、電磁誘導を利用した電気機器の製品開発事例まで、関心がありましたら、お気軽にご連絡ください。
(電磁力担当 池田哲)
〇 参考
・令和6年度 ものづくり技術人材リスキリング研修
(https://www.oita-ri.jp/goriyouanai/seminar/reskilling/)
研修の様子