令和6年6月12日(水)から令和7年2月28日(金)にかけて、技術研修「顕微鏡観察・硬さ測定のための評価試料作製及び評価技術の研修」を随時開催しました。今年度は、県内の企業等から3社3名のご参加をいただきました。
素材や製品の顕微鏡観察や硬さ測定等を行うことは、素材や製品の研究開発、品質管理、品質保証を進める上で重要なことです。それらを行うための前処理として、切断による採取から鏡面研磨まで試料を調整することが求められます。本研修は、当センター職員が評価試料作製に必要な基本事項について説明し、受講される皆様から持ち込まれた素材や製品に対して、公益財団法人JKAの補助により導入した自動研磨装置等を用いた評価試料の作製実習と、硬さ試験機等の評価機器を用いた評価実習を行なうものです。
評価を行なう目的や評価項目および評価する試料の種類により作製方法や所要日数は異なりますので、受講者の皆様とは事前に打合せを行なった後に研修を開催しました。受講者の皆様からは、「金属材料の断面観察の方法について知見がなかったため、とても参考になりました。」等好評をいただきました。
今年度は研修の受付を終了しましたが、評価試料の作製と評価に関する課題をお持ちでしたら、「技術相談」(無料)と「機器貸付」(有料)により対応します。お問い合わせをお待ちしています。
(金属担当)


作製機器例:自動研磨装置
研修の様子:試料断面のマイクロビッカース硬さ試験