セミナーでは九州産業大学 中山 素一 氏と宮崎県食品開発センター 阿萬 尚弥 氏、ワークショップではブルカージャパン株式会社 道家 康平 氏を講師としてお招きし、第4回微生物検査技術スキルアップセミナー&ワークショップを開催しました。
本研修のセミナーでは、微生物同定の基礎からMALDI-TOF MSを活用する際に実務者が直面する様々な問題の解説、実際に食品企業や公的機関での活用事例についてご紹介しました。ワークショップでは様々な抽出法によるカビの同定と、脂質(LipidA)の測定・分析や研究測定など非常に多岐に渡る内容で実施しました。
受講者からは「MALDI-TOF MSをどのように利用できるかよく理解できていなかったが、今回受講したことでよく理解でき製造所内の汚染源の特定に利用できる有用なツールだと感じた」、「食品産業での事例紹介が分かりやすく紹介され、非常に参考になった」、「今後、活用について検討したい」など、大変好評をいただきました。
来年度も引き続き『微生物検査技術スキルアップセミナー&ワークショップ』をシリーズで開催いたします。詳細については当センターHP 令和7年度ものづくり技術人材リスキリング研修(https://www.oita-ri.jp/goriyouanai/seminar/reskilling/)やOIRIメール便(配信登録はこちらhttps://www.oita-ri.jp/mailbin-touroku/)などでご案内予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
(食品産業担当 松田)



研修の様子