ものづくり現場にデジタル技術を導入し、効果的に活用するためには、経営者や現場責任者が自社で取り組むべき課題と、これに見合ったデジタル化のイメージを持ち、推進していくことが求められます。
このため、ものづくり現場におけるデジタル化に詳しい講師を迎え、現場の工程ごとに、デジタル技術の紹介やその具体的な活用手法について、「初歩からトライまで」実践的に学ぶ講座を実施します。
詳細
https://oitakenkoren.or.jp/news/204-2022-10-13-01-51-24.html
【講師】
大分工業高等専門学校 教授 尾形 公一郎 氏
北九州工業高等専門学校 教授 久池井 茂 氏
鹿児島工業高等専門学校 教授 島名 賢児 氏
熊本工業高等専門学校 教授 田中 禎一 氏
佐世保工業高等専門学校 准教授 柳生 義人 氏
北九州工業高等専門学校 技術専門職員 宮元 章 氏
大分工業高等専門学校 准教授 稲垣 歩 氏
【協力企業】(50音順)
アスプローバ株式会社、株式会社亀山電機、シーメンス株式会社、株式会社MENOU、Beach Head, Inc.、ミシマ・オーエー・システム株式会社
第1回 11月12日(土)13:00~17:00 コンパルホール302会議室(大分市府内町1丁目5-38)
第2回 11月19日(土)13:00~17:00 コンパルホール305会議室(大分市府内町1丁目5-38)
第3回 12月10日(土)13:00~17:00 コンパルホール304会議室(大分市府内町1丁目5-38)
第4回 12月24日(土)13:00~17:00 ホルトホール大分201会議室(大分市金池町1丁目5-1)
(原則、4回の講座を連続して受講いただきます。)
・第1回 11/12(土)
「生産計画編」 管理受注業務について
リモート環境が重視される現状の下でも効率を保って収益を維持する企業の受注生産活動業務に焦点を当て、具体的な手法を紹介致します。MRPを使用して、電子的な方法による受発注情報の共有、在庫推移表を活用した効率的な材料発注から生産計画、指示、結果入力までの一貫したプロセスを学びます。
・第2回 11/19(土)
「製造進捗管理編」 製造実行システムについて
受注管理業務の効率化を図るためには、工程別の製造指図作成及び実績把握をきめ細かく行うことが重要です。
本講座では、品質管理プロセスにおけるシステムエンジニアリングと、それを基盤としたフロントローディングを学びます。さらに第4次産業革命関連ツールにおいて実績把握に極めて有効なMESについて学びます。
・第3回 12/10(土)
「製造計画編」製造計画管理業務、スケジューラの活用について
ものづくりにおいて、実際の現場で起こり得る事例をケーススタディ形式で取り上げ、グループディスカッションを通じて問題点を整理します。スケジューリングを情報システムに活用することで、ものづくりの変化を体験し、その重要性・必要性を学びます。
・第4回 12/24(土)
「品質管理編」外観検査業務の自動化、AIの活用について
検査員の目視に多くを依存している外観検査業務を、AIによって自動化することで人手不足と品質管理の課題を解決する動きが注目を集めています。現在は、ノーコード(プログラミング不要)のAIツールを用いて現場が自ら低コストで自動化の検証・開発を行うのがトレンドになっています。本講座では、AI外観検査システムの概要と、ツールを用いた画像検査AI開発を実践的な演習形式で学びます。
【参加対象】
県内ものづくり中小企業の経営者、生産責任者、経営幹部候補等、 15名程度(1社につき2人まで)
【参加費】
無料
【申込方法】
下記リンクから申込みいただくか、HPから申込書をダウンロードしメールでお送りください。
https://ttzk.graffer.jp/pref-oita/smart-apply/surveys/0365098902100659797
【申込締切】
令和4年10月31日(月)※応募多数の場合、事前に締め切る場合があります。
実習のため、パソコンを持参していただく場合があります。
本事業は、大分県から大分県工業連合会への受託事業です。
一般社団法人大分県工業連合会
℡:097-506-3294 e-mail:info【@】oitakenkoren.or.jp