研究と成果
研究
センターが取り組んでいる研究をご紹介します。
将来的な県内産業の振興を図るため、新たな戦略的分野への展開へと繋がる研究テーマを設定し、新たな技術シーズ創出のための研究開発に取り組みます。
企業訪問や技術相談・指導等により得られた企業の技術課題やニーズを基に、センター単独で研究開発を実施します。また、業界ニーズや企業ニーズの先取り、あるいは発掘するための研究開発についても実施します。
公的機関(国、国立研究開発法人、公益法人等)が公募する事業に応募し、積極的に外部資金を獲得することにより、県内企業の技術開発を支援します。
センターでは、外部の有識者で構成する研究評価委員会を開催し、研究・技術開発している課題や成果に対して 幅広い視野からの意見と評価を受ける事により、研究開発能力・技術開発能力の向上を図っています。
成果
センターが取り組んだ研究等の成果や報道事例をご紹介します。
令和6年7月25日
大分県産業科学技術センター電磁力担当が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のA-STEPの研究開発支援を受け取り組んだ「電磁鋼板の飽和磁束密度領域での鉄損測定法の開発(令和2年11月~令和4年3月)」の成果が、今後のモータ開発の新たな評価方法として高く評価され、Web版に掲載されました。
A-STEP(リンク)
出典:(2024年)科学技術振興機構(JST)
令和6年3月4日(3部連載) 大分合同新聞GXビジネスデジタル版
大分県産業科学技術センターのものづくり企業支援事例として、有限会社カネサダ横尾木工所の「日田スギとアクリル樹脂を交互に挟んだ集成材」の開発支援の取組が紹介されました。
令和5年12月20日公示
株式会社ブライテック、国立大学法人大分大学、大分県産業科学技術センターが共同で開発した「モータ鉄損可視化装置」を活用した測定方法が、経済産業省より日本産業規格JIS C 2541「赤外線カメラによる鉄心表面の損失分布の熱的測定法」として制定されました。
2023年12月20日公示リスト(リンク)
出典:経済産業省ウェブサイト(https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun-kijun/jiskouji/pdf/2023122001-1.pdf)
令和5年10月5日(木)に佐賀県(鳥栖市民文化会館)にて開催された令和5年度九州・沖縄産業技術オープンイノベーションデーにて、当センター研究員と県内企業の事例発表及びポスター展示が各賞を受賞しました。
優秀発表賞 :「伝統的藍染料を用いた新しいカラーアルマイト」
株式会社長尾製作所・当センター工業化学担当 安友政登研究員
優秀ポスター賞:「畳の積み木「たたみたす」の開発」 (事例:株式会社佐々商)
当センター製品開発支援担当 佐藤寿喜研究員
製品開発支援担当 佐藤幸志郎上席主幹研究員(総括)
製品開発支援担当 兵頭敬一郎主幹研究員
令和5年9月4日(3部連載) 大分合同新聞GXビジネスデジタル版
大分県産業科学技術センターのものづくり企業支援事例として、株式会社佐々商の「畳を素材とした積み木」の開発支援の取組が紹介されました。